#08 アンダーズ 東京(虎ノ門)

パーソナルスタイルのウエディングを提案

天井部分の一点に自然光が射し込む。その光へふたりを導くように、祭壇へとバージンロードが続く。幻想的なデザインにも注目したいチャペル。

 ハイアットが手掛けるライフスタイルホテル「アンダーズ 東京」は、2014年に「虎ノ門ヒルズ」内にオープンした日本初上陸のニューブランドホテル。「アンダーズ」とは、ヒンディ語で「パーソナル スタイル」という意味。この名前には、あらゆる面においてバリアがないこと、シンプルでありながら洗練されていること、そしてゲストにまるで自宅にいるかのように寛いでもらいたいとの願いが込められている。

 「虎ノ門ヒルズ」の上層階(37・47~52階)の7フロアを占める「アンダーズ 東京」は、東京タワー、東京湾、スカイツリー、皇居の緑までが見渡せる眺望、そして銀座や丸の内、霞が関、新橋、赤坂、六本木のどのエリアへも便利なアクセスが魅力。日本の伝統的な要素を取り入れたデザインやサービス、都心の素晴らしい景色が作り出す空間。上質な時間を過ごしてほしいというこだわりが随所に凝らされている。

 そんな「アンダーズ 東京」が提案するのは、流行や形式にとらわれず、ふたりらしいこだわりに溢れたウエディング。

 誓いのステージとなる独立型チャペルは、ホテル最上階に。すべて天然素材にこだわった空間は、厳かさとあたたかな雰囲気が同居。祭壇へ進むほどに高くなる天井が特徴的で、これはふたりの未来の広がりを表現しているのだとか。

2015.12.05(土)
文=立花奈緒(ブレーンシップ)