滋養強壮や疲労回復に効果的な生牡蠣を安全・安心にいただく!

オストレア新宿三丁目店
メニュー名:生牡蠣、牡蠣の浅漬け、牡蠣フライ、牡蠣のピラフ

生牡蠣は年間を通して常時10種類以上。産地ごとに異なる味わいを楽しめる。

 気温も下がって過ごしやすくなってきましたが、この時期は油断すると秋バテしがち。夏のあいだ冷房が効いた部屋で長時間過ごしたりして体を冷やすと、どうしても初秋に疲れや不調が出やすいものです。そこで滋養強壮や疲労回復に効果的なタウリンを豊富に含む牡蠣を食べようと、オイスターバー&レストラン「オストレア新宿三丁目店」へ。

「一押し!牡蠣の若漬け」460円。

 都心にはさまざまな牡蠣料理店がありますが、なかでも私が「オストレア」を選ぶ理由は、牡蠣の管理が徹底していて、「安全・安心」と思えるためです。国内外の生産地から「オストレア」に届く常時10種類以上の牡蠣はすべて「清浄海域」で飼育され、採取後、紫外線殺菌されたもののみだとのこと。どういうことか詳しく尋ねると、「海から採取した牡蠣を紫外線で殺菌された無菌状態の海水に24~27時間入れて浄化することで、99.9%以上のウイルス等を除去しています。また、出荷までの保管にあたっては独自に研究・開発した“牡蠣の鮮度を保つシステム”を利用し、運搬時には最新鋭の技術を導入した保冷システムを使って、鮮度や美味しさを維持しながら、安全性にこだわった牡蠣を店舗に届けています」と教えてくれました。

見た瞬間に期待が高まる、新鮮な牡蠣のディスプレイ。

 実は私は過去に二度「あたった」経験があり、その原因が分からないため10年以上生牡蠣を避けてきました。「オストレア」を最初に訪れたのは、生牡蠣以外のメニューも豊富だったためですが、「うちの生牡蠣は大丈夫だと思いますので是非」とお店の方に勧められて挑戦してみたところ、本当に大丈夫で、美味しくいただけたのでした。私が過去に生牡蠣にあたった理由は、もしかしたら牡蠣が育った海の「清浄度」に起因するものだったのかもしれません。

 北海道釧路町の仙鳳趾産の真牡蠣は、昆布漁場に養殖場があるためか、深い旨味と濃厚な甘味、クリーミーさが印象的。兵庫県・播州赤穂産の“なつみ牡蠣”(夏の真牡蠣)は、濃厚ながらスッキリした味わいでした。

キッチンのライブ感が伝わる1階カウンター席。

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2014.09.08(月)
文=小松めぐみ