ドイツの宮殿や城の建築と内装の芸術美は、訪れる者を感嘆させてやまない。多くの城から旅先として行くべき10の名城を厳選。その姿からは、往時の栄華が言葉なく伝わってくる。


#3 Schloss Sanssouci(サンスーシ宮殿)

プロイセン王がこよなく愛した「無憂宮」

 ロココ様式の優美な宮殿、サンスーシ宮殿は1747年にプロイセン王国のフリードリヒ2世が夏の離宮として建設した。

 王の宮殿としては小規模な平屋建ての建築で、外観こそ簡素に感じるものの、階段状の広々としたテラスを備え、内部はパステルカラーの壁や花飾りなどフリードリヒ・ロココ様式と呼ばれる豪華な装飾に彩られている。

 「サンスーシ」とはフランス語で「憂い無し」という意味を持ち、フリードリヒ2世は、その名のとおり華やかなこの宮殿をこよなく愛したという。

 毎年8月に2日間開催されるイベント「ポツダマーシュロサーナハト(ポツダムの宮殿の夜)」では、美しくライトアップされた宮殿や庭園が池の水面に映る幻想的な光景が広がる。

Schloss Sanssouci(サンスーシ宮殿)

所在地 Maulbeerallee, 14469 Potsdam
電話番号 0331 96 94 200
開館時間 10:00~17:00(最終入場/4月~10月)、~16:00(最終入場/11月~3月)
休館日 月曜
料金 14ユーロ
https://www.schloss-sanssouci.info/

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※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。