ドイツの宮殿や城の建築と内装の芸術美は、訪れる者を感嘆させてやまない。多くの城から旅先として行くべき10の名城を厳選。その姿からは、往時の栄華が言葉なく伝わってくる。


#2 Residenz Würzburg(ヴュルツブルク司教館)

ドイツ最大級の規模を誇る壮麗なバロック様式宮殿

 ドイツ南部ヴュルツブルクにある領主司教の宮殿で、長さ約167m、高さ21mの中央棟に長さ約92mの両翼塔を備え、その規模はドイツ最大級。

 18世紀の天才建築家バルタザール・ノイマンによるバロック建築様式の壮麗な建築は、かのナポレオンをして「ヨーロッパで最も美しい館」と言わしめたという。

 5つの大広間と300以上の部屋を有し、内装や天井画は名だたる芸術家や建築家が60年もの歳月をかけて完成させたとされる。

 中でもバロック最後期のイタリアの画家ティエポロによる階段の間の天井画は世界で最も大きなフレスコ1枚画で、その迫力が訪れる者の目を奪う。

 庭園と宮殿前広場を含め「ヴュルツブルク司教館、その庭園群と広場」として世界遺産に登録されている。

Residenz Würzburg(ヴュルツブルク司教館)

所在地 Residenzplatz 2, Tor B 97070 Wüerzburg
電話番号 0931 35517-0
開館時間 9:00~17:15(最終入場/4月~10月)、10:00~16:00(最終入場/11月~3月)
休館日 無休
料金 10ユーロ
https://residenz-wuerzburg.de/

次の記事に続く 「憂い無し」という意味の名を冠したフリードリヒ・ロココ...

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