〈番外編〉 台湾の美食 “火鍋”も愉しむ
無類の火鍋(鍋料理)天国でもある台湾。小佐野氏の盟友であり、台北に移住した音楽プロデューサーのTAKUYA氏。「温泉と鍋は合う。どちらも湯につかるだけ」と火鍋の極意を伝授する。
◆無老鍋(ウーラオグォ)台北西門町店
究極の火鍋が味わえるラグジュアリーな高級店。7年ほど前、小佐野氏に同店に案内され、TAKUYA氏は「人生で一番美味しい鍋だ!」と驚いた。以来、火鍋の虜に。ひとつの鍋でたっぷりの漢方香辛料が入ったピリ辛の無老辣香鍋と、豚骨や鶏ガラ出汁の麵包豆腐白湯鍋を味わう。「具材は一級品ばかり。お薦めはすり身や練り物、海鮮。台湾は野菜の味も濃くて美味しい」。ご指南通り、魚介を白湯にサッとくぐらせて口に含めば、ほとばしる旨みが心身に染み渡る。
無老鍋(ウーラオグォ)台北西門町店
所在地 台北市中正區中華路一段55號2樓
営業時間 11:30~翌2:00
定休日 無休
https://www.wulao.com.tw/jp/
◆松江自助火鍋城(ソンジャンズーヂェホゥグォチォン)
「無老鍋がよそいきのトップだとしたら、庶民派な店のトップはここ」とTAKUYA氏。行列の絶えない人気店は、奥の壁一面が冷蔵庫。そこに食材がずらりと並ぶ。まずスタッフが鍋の出汁のベースとなるスルメと肉を石鍋で炒め、あとは客が具材を選ぶ。「さらにどの旨みを加え、何を食べるかがミソ。誰一人同じ鍋を食べていないでしょう」と、TAKUYA氏が5年掛けて辿り着いた“僕の味”を披露する。出汁にもなるトマトをたっぷり入れ、椎茸や練り物、豚肉の唐揚げ、小籠包、蛤も投入。タレは特製の沙茶醬を使う。鍋とお玉でポーチドエッグをつくり、麺やご飯にかけて。火鍋の至福は尽きることがない。
松江自助火鍋城(ソンジャンズーヂェホゥグォチォン)
所在地 台北市中山區松江路315號1樓
電話番号 886-2-2501-2063
営業時間 11:00~23:30
定休日 無休
https://www.facebook.com/songjiangbuffethotpot/
※初出:文藝春秋 2023年8月号
※記載内容は変更されている場合もあります
