結婚を機に生活改善、息子との時間を大切に

――結婚を機に、体に気を付けようと考えるようになったのでしょうか。

 そうですね。あとはよく先輩方から、「40代になるとガクッとくるよ」と聞いていたので、それは嫌だな、どうしたらいいんだろうと。変化はするものですし、受け入れることは受け入れるんですけど、抗ってもみようかなと思って。シンプルに運動して汗をかくって本当にいいことだなと。なんか滞ってるなと思ったら、ちょっと動いてみるといいんですよね。「運動」って漢字で書くと「運を動かす」じゃないですか。そう思うと、ちょっとだるい日でも「運、動かしとくか」って思えるんです(笑)。

――その言葉を聞いたら、私も運動しようかなって気持ちになりました。少しでも運動していると、加齢により「ガクッとくる」こともゆるやかに軟着陸できそうですね。

 そう思いますよね! 痩せようとかムキムキになろうとかだとそこまで頑張れない人も多いと思うんですよ。だけど「運を動かすんだ」と思うと、なんか頑張れるじゃないですか。

――少しずつ頑張れそうな気がします。歳を重ねるにつれて手放したものはありますか。

 全部手放せているわけではないです。まだまだ欲張りですし、二兎、三兎、四兎を追いたいという気持ちは正直あります(笑)。でも、断れるものは断ろう、という意識は出てきました。やっぱり子どもの存在が大きいですね。息子の誕生日やクリスマスは一緒に過ごすという、ちょっとしたことを大事にするようになりました。自分ひとりなら誕生日だろうとクリスマスだろうと仕事だからと思っていたけど、ちょっとずつ変わってきているんだと思います。

――4歳の息子さんと過ごす時間を大切にされているのですね。これまでを振り返って「これでよかった」と思える選択はありますか?

 全部ですね。すべて正解だと思っています。養成所に通うと決めたのも、「(世界の果てまで)イッテQ!」のオーディションを受けたことも、夫に自分からプロポーズしたことも。自分で決めたという意思があると、たとえうまくいかなくても納得できるというか。

――イモトさんは人の意見などに惑わされることがない、ということでしょうか。

 そんなことないですよ。ありますあります。わりと人に影響されやすいし、もちろん人の言葉もよく聞きます。例えば人に「こうしたほうがいい」とすすめられてそうするにしても、「その意見に乗ったのは自分だ」と、あくまでも自分の決断としています。人に言われてしたことは何か起きた時に人のせいにしがちですから、そうしないように。自分で決めた、ということをちゃんと腹に落とすようにしています。そうしていると、こうしててよかったな、とよく思いますね。

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