さて、憧れのルート66の旅。トランジットにおすすめの街は?

 ルート66を楽しむ今回の旅で訪れたニューメキシコ州の最大都市アルバカーキ。日本からはシアトル(ワシントン州)、サンフランシスコ(カリフォルニア州)、ダラス(テキサス州)、デンバー(コロラド州)などでの乗り継ぎが必要になります。そしてフライト時間は、12時間前後(乗り継ぎ時間を除く)。

 では、どの街でトランジットするか。とても悩むところですが、ルート66の旅ならぜひ選びたいのがロサンゼルス(カリフォルニア州)。憧れのハイウェイの終着点サンタモニカへ、空港から車で30分ほどで行くことができるのです。

 アメリカ西海岸ならではの陽気で自由な空気に満ちあふれるサンタモニカ。そのビーチの畔にあるのが「サンタモニカ・ピア」。レストランやショップ、遊園地などからなる人気スポットです。

 そして、その桟橋の中ほどには、ルート66「End of the Trail」のロードサインが。

 ルート66の終点はサンタモニカ市街のリンカーン大通りとオリンピック大通りとするものなど諸説ありますが、多くの旅人たちが訪れるのはこちら。ルート66を象徴する光景のひとつであり、アイコニックな終点として親しまれているのです。

 さて、ロードサインの前で記念撮影をしたあとは、ルート66グッズがずらりと並ぶショップに立ち寄ったり、カフェレストランでひと休みしたり……。また、のんびりビーチサイドの散策も心地よく、楽しいトランジットとなります。

 【次回は、8月8日に記事公開】誕生100周年を迎える「ルート66」を旅する記事の第2弾では、レトロでおしゃれなアルバカーキのホテル&モーテルのほか、気になるお買いもの情報などをお届けします。

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2025.07.22(火)
構成・文=矢野詔次郎
写真=鈴木七絵
協力=GO USA