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お気に入りは沖縄。心から解放される気持ちになります。

――今年行かれた中で、特に印象に残っている場所はありますか?

 沖縄です。沖縄は1月も行ったし、2月にも行きました(笑)。

 仕事で本島に行ったことはあったんですけど、プライベートで行ったことがなくて。この間は恩納村に行きました。沖縄に行くと心から解放される気持ちになるんです。たとえ1泊でも、めっちゃリフレッシュできる。

 普通なら遠出をしたり飛行機に乗ったりすると、旅疲れするんですけど、沖縄だと全然で。むしろ「よーし、頑張ろう!」という前向きな気持ちになれるんです。沖縄だけでなく宮崎もそうなんですけど、自分にも九州の血が流れているからなのか、あったかい町が自分には合っているんだなあとしみじみ思いました。

――沖縄に行ったら「何もしないをする」んですか? それとも…?

 普段の旅行はのんびりする感じなんですけど、沖縄ではとにかくアクティブに過ごします。日の出を見たり、プールに入ったり、陶芸をしたり、おいしいものを食べたり。運転が好きなので、ドライブで遠出したりもします。

――東京でオフの日も、一人行動されるんですか?

 全然します、楽ですし。友達と会いたいと思うときは、最近はそれこそ『ネムルバカ』で仲良くなったしーちゃんに連絡しますね。しーちゃんがサウナにハマってくれたので、一緒にサウナに行ったり。でもなかなか予定が合わないから、夜だけちょっと会ったりが多いですね。カラオケに行ったり、映画を見に行ったりもします。

――めちゃくちゃ仲良しじゃないですか!

 ですよね(笑)。撮影が終わってから、すごい頻繁に会っているんです。まさか、こんなに仲良くなると思っていませんでした。年齢的には劇中の入巣とルカと同じくらいの年齢差ですし、撮影中は結構リアルな感じで仲良しでした。今はそんなに先輩・後輩感はないですけど。

――ということは、平さんは割と面倒見がいいんですね?

 ルカを演じていたから自然とそういう意識が芽生えていたのかもしれないです。私自身は6人兄弟の末っ子で、姪っ子・甥っ子が11人いるんですね。兄弟では一番下なんですけど、兄弟の子供たちが下にいるからか、面倒見がいいというよりも、何かしてあげちゃう。現場でも、年下の子といるとお姉さんみたいになるときがあるみたいで。しーちゃん曰く、現場にいるときの私は「すごい先輩だった」そうです(笑)。

――入巣とルカのようにとは言いませんが、寮生活のように誰かと二人で暮らしたりはできそうなタイプですか?

 しーちゃんともその話をしたんです! 「私たちだったらうまく過ごせそうだよね」という結論になりました。お互いに家事も料理もするので、ルールとか特に決めなくても入巣とルカよりも居心地よく過ごせそうだねって(笑)。

2025.03.27(木)
文=赤山恭子
写真=杉山秀樹
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