この記事の連載
「その瞬間の特等席へ【星のや】を巡る旅」~「星のや沖縄」前篇
「その瞬間の特等席へ【星のや】を巡る旅」~「星のや沖縄」後篇
「その瞬間の特等席へ【星のや】を巡る旅」~「星のや竹富島」前...
「その瞬間の特等席へ【星のや】を巡る旅」~「星のや竹富島」後...
海に溶け込むインフィニティプールへ

レセプションからほど近い「集いの館」と呼ばれる施設には、一年中24時間利用できるインフィニティプールがあります。プールは水深の異なるエリアがパズルのように組み合わされており、深さ10cmの水盤のようなエリアでは、普段着のまま水とたわむれることができます。
プールは加温式なので、冬でも快適。夕暮れ時に温かいプールでくつろぎながら、こだわりのカクテルを味わえるアペロも格別です。※「夕凪アぺリティフ」は、12月~2月の17時~19時開催。

集いの館には、ライブラリーに連なるラウンジや、やちむん(沖縄のやきもの)や琉球ガラスの器、アクセサリーなど、気の利いたアイテムを集めたショップも。海側はオープンになっているので、プールやその向こうに輝く海、夕日などを眺めながら、思い思いに過ごすことができます。
ラウンジでは毎夕、琉球王朝文化の一端に触れる催し「宵の座」を開催。三線の調べや琉球舞踊、琉球空手などが非日常の世界へと誘います。


「その瞬間の特等席へ。」をコンセプトに、各施設が独創的なテーマで圧倒的非日常を提供する「星のや」。国内外に展開する各施設では、その地の風土、歴史、文化を繊細に折り込み、その季節にしか味わえない最高の瞬間が待っています。
海とともに暮らす琉球文化を昇華させたグスクの居館「星のや沖縄」は、沖縄の史跡から着想したグスクウォールと自然海岸に囲まれた敷地全体に、“暮らすための居場所”が点在。気のおもむくままに、日常から解き放たれる時間を過ごすことができる、最上級のリゾートです。

内田也哉子(うちだ・ややこ)
1976年東京生まれ、東京・ニューヨーク・ジュネーブ・パリで学ぶ。文章家。エッセイ、翻訳、作詞、ナレーションのほか、音楽ユニットsighboatでも活動。2024年6月、長野県上田市にある戦没画学生慰霊美術館「無言館」共同館主に就任。著書に『ペーパームービー新装版』(朝日出版社)、『BLANK PAGE 空っぽを満たす旅』(週刊文春WOMANの連載を収録)などがある。週刊文春WOMANで『mirror river』を連載中。
星のや沖縄
所在地 沖縄県中頭郡読谷村字儀間474
電話番号 050-3134-8091(星のや総合予約)
宿泊料金
◆1泊170,000円~(1室あたり、税・サ込み、食事別 ※通常は2泊から受付)
◆2泊3日の滞在プログラム「うとぅいむち滞在」は1人157,300円~。1人追加につき+60,500円(ともに税・サ込み、宿泊料別)
客室数 100室
チェックイン 15:00/チェックアウト 12:00
アクセス 那覇空港から車で約1時間(空港リムジンバスあり/有料)
https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/hoshinoyaokinawa/
◆Wi-Fiあり

2025.02.15(土)
文=伊藤由起
写真=橋本 篤
写真協力=星のや
協力=星野リゾート