#9 マッサージは自分でやっていい、やっちゃダメの大論争

美容には真逆の提案がいくつも存在する。シャンプーも毎日やってはダメとの説が急浮上しているし、首のマッサージは下から上へ、上から下へ、2つの説があり、マッサージ自体優しくやるほど良い、強くやらなきゃ意味がないと両方存在する。そもそもマッサージは自分でやっちゃダメという説も。
かつてオイルクレンジングは是か非かで大論争になったこともあるし、化粧水はコットンか手塗りかも、昔からある論争。誰もが正解を知りたがるが、真逆の説があるのは両方にメリットデメリットがある証。
それこそ自分で確かめるべきが美容なのではないか? そうした美容の普遍的正解が見えたことこそ、混迷の35年の収穫なのではないだろうか。
シロク
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齋藤 薫 (さいとう かおる)
女性誌編集者を経て美容ジャーナリスト/エッセイストに。女性誌で多数のエッセイ連載を持つほか、美容記事の企画、化粧品の開発・アドバイザーなど幅広く活躍。CREAには1989年の創刊以来、常に寄稿している。
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Column
齋藤 薫 “風の時代”の美容学
美容記事の企画、化粧品の開発・アドバイザーなど幅広く活躍する、美容ジャーナリスト・齋藤薫が「今月注目する“アイテム”と“ブランド”」。
2025.02.28(金)
文=齋藤 薫(美容ジャーナリスト)
写真=平松市聖
CREA 2025年冬号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。