この記事の連載
寝たままつまぷる【前篇】
寝たままつまぷる【後篇】
「寝たままつまぷる」の方法をチェック!
まずは、準備から。
「寝たままつまぷるは、実際のお腹の様子を確認しながら行ってほしいので、頭の位置をお腹がのぞける程度の高さになる枕などを準備してください」

1. おへそ周りの脂肪を広い範囲から集める。

2. 集めた脂肪をぷるぷると揺らして、そっとリリースする。これを1分程度行う。

3. 続いて、「クロスつまぷる」を行う。
おへその両脇の肉を左右の手でつまみ、左右交互に上下に揺らす。こちらは30秒ほど行う。

「寝たままつまぷる」の基本は、これだけ。
私はほんの少し行っただけで、お腹が平らな状態に近づいていくのを感じました。
「実際に目で確認すると、どれだけ平らになったかがよくわかると思います。枕を準備してもらうのは、行う前後のお腹の様子を目で見て確かめてほしいから。ほんの数回行っただけでお腹がすっきり平らになったのが目で見てよくわかるので、皆さん、続けたくなるんです」
枕はお肉の状態を確認する目的もありますが、枕を使う事によってお肉が集めにくい人でもお肉を集めやすくなるメリットもあるとか。
「お腹に限らず、つまぷるを行うときにお肉が集めにくいと思えた場合は、ちょっとかがんでみるとか、体を曲げてみるなどすると、集めやすくなりますよ」
一方、お腹のお肉が多めでつまみにくい場合には、つまぷるの前にドーム状になっているムダ肉の山をほぐす「ドームならし」をするのがオススメだそう。
「つまぷるはムダなお肉をしっかり集めて、脂肪の表面だけでなく脂肪を層ごと動かして筋膜にまでアプローチするのが目的です。お腹がドーム状に出っ張っていて、脂肪の層が厚い場合は、まずはその脂肪の層を柔らかくして、脂肪の“根っこ”を動かせる状態にしましょう」
では、方法です。
2025.01.12(日)
取材・文=にらさわあきこ