◆雪の綿ヶ滝
白山市下吉谷町にある手取峡谷から落差32メートルから流れ落ちる滝。流れ落ちる滝の飛沫が綿のように舞って見えることから「綿ヶ滝」と名付けられた。
綿ヶ滝の河床では、浸食した地形や断層を見ることもできる。そのダイナミックな自然の迫力とエメラルドグリーン色をした川の景観が美しく、季節を問わずこの景勝地へ足を運ぶ人が多い。
冬は、雪化粧した木々から流れ落ちる綿ヶ滝が息を呑む美しさ。よく晴れた日に訪ねれば、白い雪と青空の見事なコントラストが楽しめる。
※冬季は積雪のため駐車場に入れないことがあります。滝へ降りる階段も積雪のため使えない場合があります。
雪の綿ヶ滝(ゆきのわたがたき)
所在地 石川県白山市下吉谷町
https://www.hot-ishikawa.jp/spot/detail_6841.html
◆間垣の里
能登地方の輪島市は、古くから港町として知られており、中世には三津七湊という日本を代表する港のひとつとなっている。この輪島市には、竹の垣根でぐるりと囲まれた地域「間垣の里」が2箇所ある。
間垣とは、長さ約5メートルのニガ竹という細い竹をびっしりと隙間なく並べて作った垣根のこと。能登の風土を伝える文化的景観であるとともに、冬は海の強風から家屋を守り、夏は西日を遮る生活の知恵として作られている。
自然と共に生きることの厳しさと美しさが、一緒に目に飛び込んでくる場所といえよう。
間垣の里(まがきのさと)
所在地 石川県輪島市大沢町、上大沢町
https://www.hot-ishikawa.jp/spot/18439
※記載されている「見ごろ」は例年のものです。気候等により変動する場合がございます。
※施設の休業、イベントの中止・延期の可能性がございます。事前にご確認ください。
※過去掲載記事の内容を2025年版にアップデートし、再公開しています。
今こそ行きたい!
「日本にしかない風景」再発見
2025.01.11(土)
文=CREA編集部
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