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 12月に入り、街はいよいよホリデーシーズン。クリスマスソングが流れ、イルミネーションが煌く様子に心ときめきます。

 高級ホテルは、普段から一歩入ると別世界気分を感じさせてくれる場所。自粛期間が終わった今年、華やかな気分を思いっきり味わってほしい! と、たくさん訪れるゲストのために趣向を凝らしたツリーでお出迎えの準備が万端です。

 ぜひ、写真からも特別で厳かな気分を味わってくださいね。


今年の装花はゴールドのポインセチアが

 2025年、開業135周年を迎える「帝国ホテル 東京」。帝国ホテルといえば、本館正面ロビーの装花です。一年中さまざまな表情を見せてくすが、真っ赤なバラになると冬の訪れを感じ、心が浮き立つという方も多いのではないでしょうか。

 約1,000本の赤いバラのプリザーブドフラワーを使うのは毎年の恒例ですが、その年ごとに少しずつアレンジが変化していることをご存じでしょうか。今年は、葉脈が美しいスケルトンリーフとゴールドで作られたポインセチアをイメージした飾りがアクセント。フワフワと舞うようで愛らしく、どうぞ近くで見てみてほしい精巧さです。

 クリスマスツリーというわけではありませんが、フェスティブシーズンにふさわしい、華やかで美しい唯一無二の装飾です。2月いっぱい飾られていますが、2024年12月30日(月)~2024年1月7日(火)は日本庭園に変更されるので、装花はお休みですのでご注意を。

2024.12.17(火)
文=CREA編集部