味に関してはハッシュポテトの主張が強く、そのほかの具材の良さを飲み込んでいた。野菜は入っておらず、かなり濃い目のソースなのでジャンク度は高い。ただ、値段の割に満腹度は低いので、コスパは星2つだ。
●月見B.B.P.チキンフィレバーガー/890円
コスパ:★★
味:★★
ジャンク感:★★★★★
食べやすさ:★
<コメント>
ウェンディーズオリジナルの「ホームスタイルチキン」を使用した月見B.B.P.チキンフィレバーガー。“シンプルな味わい”との情報があるように、KFCのチキンに比べると淡白だった。
そのため、やはりハッシュポテトの味がメインになっていた。また、ハッシュポテトに加えてチキンも崩れやすいので、食べにくさがアップ。
和風のバーガーはファーストキッチンに任せて、ウェンディーズ・ファーストキッチンはハイレベルなジャンクフードに徹している。そうして差別化を図っているのかも?
最大級サイズのバンズに半熟“風”たまごでフルムーン、コメダ珈琲
【コメダ珈琲店】9月4日~
コーヒーチェーン店のコメダ珈琲でも、2022年から月見系バーガーの期間限定販売を恒例化している。コメダといえば大きなパンにカツをはさんだ「カツパン」が有名だが、フルムーンバーガーのバンズもかなり大きい。
すべての月見系バーガーと比較したわけではないので断言できないが、最大級のサイズだったのはたしかだ。ちなみに、エッグオムレツには半熟“風”たまごを使用している。
●お月見フルムーンバーガー/750~820円(※地域により異なる)
コスパ:★★★★★
味:★★★
ジャンク感:★★
食べやすさ:★★
<コメント>
バンズが大きすぎて、ひと口目ではハンバーグに届かなかった。バンズの大きさに気を取られたが、挟んであるハンバーグには厚みがあり、とてもジューシー。パティを使用したバーガーに比べて食べ応えもあった。
ハンバーグに乗ったエッグオムレツの黄身ソースによって、全体の味はマイルドに。見た目に比べて味のパンチは弱いが、1つで十分満腹感が得られたのでコスパは◎。
2024.11.03(日)
文=清談社