学び方も学びたいことも人それぞれ。じゃあ、あなたは何を学ぶ? きっと、この中のどれか一つくらいはあなたの人生のどこかで、お役に立てるはず!
» 第2回 人間以外のイキモノ本×3
» 第3回 偉い人の生き方本×3
» 第4回 うっとり眺めたい本×3
» 第5回 乙女のたしなみ本×3
子どもの頃に習った縄文時代から始まる歴史なんて忘れてしまえ。今の自分の足元から歴史はずっと過去に向かって伸びている。反対に言えば、現在は過去からの延長線上にある。どんな出来事も歴史を理解すれば、なぜそうなったか理解することはたやすい。母や祖母の時代のような身近なところからひもといてみよう。
外国人が残した失われた日本と日本人の姿
江戸末期から明治初期に来日した外国人の記録を網羅した幕末の日本民俗学の大傑作。作られた記憶ではない、その当時のありのままが記録されている。606ページという分厚い本だが、日本人の心象風景のルーツが多くの絵とともに著されている。
『逝きし世の面影』
渡辺京二 平凡社ライブラリー 1,900円
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2014.04.16(水)
文=東えりか(HONZ副代表)