◆漆工町 木曽平沢
木曽漆器を支える漆工町として、国選定重要伝統的建造物群保存地区に選定されている木曽平沢。漆器の店舗が立ち並ぶ本通りと、漆器職人の住まいが立ち並ぶ金西町の街路が一体となっており、江戸時代の中山道の趣を感じる景観だ。
木曽路の「奈良井宿」は有名だが、そこからぜひ足を延ばしてほしいのが「木曽平沢」。
特に秋は情緒ある町並みと紅葉の美しい景色が楽しめるほか、秋の漆器祭が開催されるのでおすすめ。
本通りでは、外装や内装をすべて漆塗りで塗装されたかわいらしい「漆塗りのスバル360」に出合えることも! 職人の町ならではの雰囲気と木曽漆器の魅力に出合える『秋の木曽漆器祭』は、毎年10月22、23日に開催される。この機会にぜひ木曽漆器と秋の木曽路の紅葉を楽しもう。
漆工町 木曽平沢(しっこうまち きそひらさわ)
所在地 長野県塩尻市木曽平沢
https://tokimeguri.jp/guide/kisohirasawa/
◆千曲川と棚田のはぜかけ
千曲川沿いに棚田が広がる、中野市豊津硲。唱歌「故郷」のふるさとでもあり、その詩を思わせるような、のどかな田園風景を望むことができる。
秋になると、黄金色に染まる棚田から稲が刈り取られ、刈り取った稲を乾燥させるために束ねて棒にかける、「はぜかけ」が行われる。そのノスタルジックな景色の中を、E-BIKEをレンタルして駆け抜けると爽快だ。
また、中野市は果物の産地としても有名なので、赤く色づいたリンゴや甘くみずみずしいブドウなど、秋の味覚も味わって。
見ごろの時期:9~10月
千曲川と棚田のはぜかけ(ちくまがわとたなだのはぜかけ)
所在地 長野県中野市大字豊津硲
https://www.nakanokanko.jp/
※記載されている「見ごろ」は例年のものです。気候等により変動する場合がございます。
※施設の休業、イベントの中止・延期の可能性がございます。事前にご確認ください。
今こそ行きたい!
「日本にしかない風景」再発見
2024.10.05(土)
文=CREA編集部
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