現場から離れることで気分転換、温泉はやっぱり気持ちいい
――温泉に行くときに重視するポイントは何でしょうか。
撮影の合間に行くことが多いので、すぐ行ってすぐ戻れるところが良いですね。
――立地、近さや利便性が重要なのですね。温泉での自分なりの楽しみ方やマストアイテムなどはありますか?
特にないですね。ただ撮影の空き時間に行く時は、まだ撮影が残っているからメイクは落とせないので、顔は絶対に濡らさないように気をつけてお湯に浸かります。空き時間が1時間半しかないときでも温泉に行きますね。
――1~2時間の空き時間でも行く。それは本当に温泉がお好きなんですね。
だって2時間くらい撮影現場で何もせずにじっとしているのはちょっと退屈ですから。その場所から離れることですごく気分転換になるし、温泉はやっぱり気持ちがいいですよね。
――温泉で過ごす時間は役者としてのインスピレーションなどに役立っているのでしょうか。
そんなもんじゃないですよ。そんなことは考えたことないです。ただもう、お湯に入りたい、だらだらしたい、何も考えたくない、というだけです。現場から逃げたいという気持ちが大きいかもしれません(笑)。
――撮影現場からいったん距離を取って温泉に入ることで、気持ちが落ち着いたり切り替わったりされていそうですね。ご自身の入浴セットのようなものは持ち歩いているのでしょうか。
それはないです。売り場で30円の化粧水を買ったりしています。
――温泉地でお気に入りの食べ物はありますか。
特にはないですね。絶対にこれを食べたい、これを飲みたい、というものはないです。お腹が空いていたら天ぷらそばとかを食べることが多いですね。
――江口さんのおすすめの穴場はありますか?
穴場は言えないです(笑)。……そうですね、やっぱり「丘の湯」が一番好きです。
――温泉でお湯に浸かってゆっくりするのがお好きなんですね。
そうです。ゆっくりぼ~っとするのが好きです。
2024.08.29(木)
文=あつた美希
写真=山元茂樹