この記事の連載
町のストーリーに出会え所へ。アナカプリの小さな旧市街を深掘りすれば、秘められた歴史や家族愛と出会える。
グルメやショッピング、さらに教会まで。知ればもっと町歩きが楽しくなる必ず行きたい、とっておきのスポットを7回に渡りご紹介。
修道院の面影が残る地元の人にも愛されるレストラン
◆L'angolo del Gusto(ランゴロ・デル・グースト)

長くレストラン業界で働いていたフェルナンドさんと、アマリアさんご夫婦が、「家族の店を持ちたかった」という夢を叶え、カプリ地区で料理人として働いていた長男アレッシオさんと、10年前に始めた。

旧市街ボッフェ地区のサンタ・ソフィア教会の修道院だった場所を改装した雰囲気の良い店で、こうあってほしいサービスと味を提供し、地元の人にも愛される店として、元気に営業を続けている。

家庭的なボリューム満点の料理は、ニーズに合わせて“海のもの”と“山のもの”を用意している。
5月から10月のシーズン中は、ランチから夜まで通し営業なのも、旅行者には嬉しい限り。気が向いた時間にお邪魔して、広場のざわめきをBGMに、テラス席で美味しく憩いたい。

L'angolo del Gusto(ランゴロ・デル・グースト)
所在地 Via Boffe 2, Anacapri, Napoli
電話番号 081 8373467
営業時間 12:00~15:00、18:30~21:00(1月~4月、11月、12月)、12:00~23:00(5月~10月)
定休日 無休 ※冬季休業1月7日ごろから1~2週間
https://www.langolodelgustocapri.com/
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Column
CREA Traveller
文藝春秋が発行するラグジュアリートラベルマガジン「CREA Traveller」の公式サイト。国内外の憧れのデスティネーションの魅力と、ハイクオリティな旅の情報をお届けします。
2024.08.25(日)
文=岩田デノーラ砂和子
写真=鈴木七絵
CREA Traveller 2024 vol.3
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。