この記事の連載

 のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

 きょうの当番は、白央さん。

※本記事は、再公開したものです(初出:2022年9月27日)

» きのうのレシピ「豆腐しらすのっけ丼」

連載「のっけて、食べる」が一冊の本に!

フードライターの白央篤司さんと料理研究家のしらいのりこさんが、365日毎日交代で綴ったCREA WEBの人気転載「のっけて、食べる」の書籍が発売。365種のレシピの中から厳選した98レシピを収録しました。簡単でおいしくて、ちょっとの工夫で栄養もとれて、しかも洗い物も減らせる……忙しい私たちの助けになること間違いなしの一冊です。

発売日 2024年9月11日(水)
定価 1,540円(税込)
文藝春秋
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vol.75 豆苗トマトのっけラーメン

豆苗トマトのっけラーメン。
豆苗トマトのっけラーメン。

 インスタントラーメンにのっけシリーズ第2弾、今度は塩ラーメンと相性のいい「豆苗×トマト」のコンビ。豆苗をゆでる→豆苗風味のお湯でトマトをしっかり煮る→取り出して、麺をゆでていく、というプロセスでおいしいスープができあがりますよ。

 使う豆苗の量はなんと1パック! 野菜もしっかりとっていきましょう。

■材料(1人分)

・豆苗:1パック
・トマト:1~2個程度
・「サッポロ一番塩ラーメン」:1パック

■作り方

(1) 豆苗を豆から2センチぐらい上のところで切る。トマトはサッと洗って食べやすい大きさに切っておく。

(2) 鍋に600ミリリットルの水を入れて沸かし、豆苗を入れたらゆっくり5秒数えてざるに上げる。

(3) 切ったトマトを鍋に入れて6~7分ほど煮る。

(4) トマトをそっと取り出し、インスタント麺を入れて指定のとおり作り、仕上げて器に盛る。豆苗とトマトをのっける。

  トマトを箸で崩しながら食べてください。トマトの酸味と旨み、「サッポロ一番塩ラーメン」とものすごーく合うんです。豆苗は手軽に使える青菜として本当にすぐれもの。野菜が足りないな、というとき活用してほしいです。

 インスタントラーメン、みんなそれぞれに“ごひいき”がありますね。しらいのりこさんも活用術いろいろありそうだなー、今度聞いてみよう。

おいしいもののっけ隊(隊員2名)

白央篤司(はくおう あつし)

「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。
https://www.instagram.com/hakuo416/


しらいのりこ

お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
https://linktr.ee/shirainoriko

» 連載「のっけて、食べる」レシピ一覧

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Column

のっけて、食べる

のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

2024.09.27(金)
文・撮影=白央篤司
イラスト=二村大輔