この記事の連載

 のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

 きょうの当番は、白央さん。

※本記事は、再公開したものです(初出:2022年8月8日)

» きのうのレシピ「牛肉と青梗菜のあんかけのっけ麺」


vol.25 辛味大根おろしのっけ蕎麦

辛味大根おろしのっけ蕎麦。
辛味大根おろしのっけ蕎麦。

 うちの近所のスーパー、辛味大根を常に置いてくれているのがありがたい。好きなんですよー、辛味大根。お蕎麦屋さんなんかで食べたことのある方、多いんじゃないでしょうか。

 その名のとおり辛さ際立つ大根ですが、お蕎麦の薬味にいいんですよねえ。さっぱりとして、暑い時期にもぴったりのメニュー。

■材料(1人分)

・辛味大根:大さじ3~4
・蕎麦、めんつゆ:適量
・細ネギ、かいわれ菜など:お好みで

■作り方

(1) 辛味大根をおろす。

(2) 蕎麦をゆでて冷やし、水気を切って盛りつけ、(1)、お好みでネギなどをのせ、めんつゆをかける。

 辛味大根のおろしたの、二日酔いの日にピッタリなんですよ。食べると胸がスーッとして、飲み過ぎた翌日独特の気持ち悪さが吹き飛びます。

 昔会社勤めしていた頃、二日酔いの翌日ランチは蕎麦屋さんに行って、よく辛味大根おろしを頼んでいたなあ……。

おいしいもののっけ隊(隊員2名)

白央篤司(はくおう あつし)

「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。
https://www.instagram.com/hakuo416/


しらいのりこ

お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
https://linktr.ee/shirainoriko

次の話を読む【さっぱり味が嬉しい夏レシピ】 豚肉とグリンピースの卵とじ丼 “煎り酒”を使うと旨みと酸味がアップ

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Column

のっけて、食べる

のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

2024.08.08(木)
文・撮影= 白央篤司
イラスト=二村大輔