この記事の連載
- 赤澤かおりの鎌倉ひとり飲み #01
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鎌倉で旦那さんと暮らしながら、ハワイや沖縄、もちろん東京でも料理の本を作ったり、取材をしたり。料理編集者・赤澤かおりさんは、どんなに忙しくても元気いっぱいなのです。
忙しい毎日のなかで、ほっとするのはやっぱり、地元・鎌倉に戻って、もしくはおうちで目一杯働いて、お酒を飲む時間。基本的に前々から予約をとるよりも、その日のお腹に聞いて食べたいものと飲みたいものを求めて出かけます。
ふっと時間が空いたとき、ひとりでふらりと出かけた鎌倉で、女性ひとりでお酒を楽しむなら? 今月は「鎌倉でビールを飲むならココ!」という3軒を教えてもらいました。
2回目はひとりでも楽しく、やっぱりビール! な焼肉屋さんへ。
ハートランドの生をグビグビ!
ビールといえば、焼肉! 焼肉といえば、ビール!
夏だからこそおいしいお肉とビールでスタミナをつけたいと向かったのは、江ノ電長谷駅から徒歩3分の炭火焼肉店「丸牛」。
地元民に愛され、今年めでたく10周年を迎えたここは、とにかく肉のおいしさに定評があるお店で、いつも地元のおいしいもの好きの方たちでにぎわっているところ。そんなお店でひとり飲み? と驚くなかれ。
まず、なぜ、ビールをメインにした話でここをご紹介するのかというと、合わせる料理が焼肉ということもありますが、生ビールの銘柄が“ハートランド”というのが一番の大きなポイント。
生ビールは、当たり前ですが、銘柄によって味わいが大きく異なりますので、グビグビ飲みたい派の私としては、とても重要なのです。
ここ丸牛は、上カルビやトモサンカクなどの上等な肉はもちろん、ミノ、ハツ、シマチョウといったホルモン類がとにかくおいしいので、それに合わせるお酒は、いつもハートランドの生、と決めています。あ、たまに角ハイをいただくこともありますが、夏は特にビールとホルモン! が私的にはしっくりくる組み合わせなのです。
さて、ひとり焼肉。もうすっかり定着したとはいえ、それを謳っているところでないと、なかなかひとりで焼肉は行きにくい。しかも地元民がこぞっていくお店とあらば、なおのこと。
ですが、なんとここにはなんとなくひとり席的なすっぽりハマる席があるのです。しかもカウンター越しに大将とも近いので、お肉の話や世間話をしながらビールのおかわりもその席からスムーズにできるというわけ。
2024.07.17(水)
文=赤澤かおり
写真=榎本麻美