待ちに待った、旅して家族や仲間と賑やかに楽しめる夏がやってきました!

 海外旅行もいいけれど、日本には四季の移り変わりを感じられる風景が数多く存在しています。自粛中に、そんな日本の魅力に気付いた人も多いかもしれません。

 「いつか」ではなく、今度の夏休みの旅行の参考に。私たちを待っている夏色の景色をお楽しみください!

 今回は、四国エリアの絶景&風物詩をまとめてご紹介します。

※記載されている「見ごろ」は例年のものです。気候等により変動する場合がございます。
※施設の休業、イベントの中止・延期の可能性がございます。事前にご確認ください。

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◆愛媛県

夏の面河渓

 「面河渓」は石鎚山麓に広がる四国最大級の渓谷。国指定の名勝地であり、夏でも涼しい人気の避暑地です。

 遊歩道は、「五色河原」「紅葉高原」「虎ヶ滝」といった見どころ豊富な「本流ルート」と、閑静な「鉄砲川」沿いを行く「鉄砲ルート」の2本が整備されています。緑に覆われた渓谷を眺めながら散策すれば、心も体も癒やされそう。

 川の透明度は非常に高く、遊歩道からでも川底まで見えるほど。夏は川遊びやキャンプなどにもおすすめのスポットです。

夏の面河渓(なつのおもごけい)

所在地 愛媛県上浮穴郡久万高原町若山石鎚国定公園内
https://www.iyokannet.jp/spot/414

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◆香川県

白鳥神社

 東かがわ市にある「白鳥神社」は、開運厄除けの御利益があるとされる有名な神社。毎年夏には「梛木の葉風鈴」が境内に登場。梛木の木は「梛木(なぎ)=凪(なぎ)」に通じることより、平穏無事の象徴とされています。

 今年の風鈴は瀬戸内海の波際をイメージした色合いで、涼しげな音色が参拝者を和ませます。夏の爽快な青空に映える鮮やかな風鈴を眺めながら、思い思いの写真を撮ってみてはいかが。

 また、7月31日には「夏越祭」が行われ、祭りの締めくくりにはおよそ1,000発の花火が打ち上げられます。

梛木の葉風鈴:2025年8月30日(土)まで
夏越祭:2025年7月31日(木)

白鳥神社(しろとりじんじゃ)

所在地 香川県東かがわ市松原69番地
https://www.shirotori-jinja.jp/

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◆高知県

北川村「モネの庭」マルモッタン

 印象派の巨匠、クロード・モネがフランスのジヴェルニーに造庭した「モネの庭」を再現した、「北川村『モネの庭』マルモッタン」。クロード・モネ財団が「モネ」の名を使うことを許可した世界で唯一の庭園です。

 モネの代表作「睡蓮」のモデルとなった風景に出会える「水の庭」や、2020年に20周年記念事業として「光の庭」からリニューアルした、美しい地中海の光と植栽とモネの作品を感じることのできる「ボルディゲラの庭」、モネの描いたボルディゲラの風景が楽しめる「リヴィエラの小屋」など、どこをとっても見逃せないスポットばかり。

 また、園内には北川村の山々の眺望を背景に咲き誇る、色彩豊かな花々が広がり、6月下旬から10月下旬には、モネが憧れながらも咲かせることができなかったといわれる青い睡蓮が見ごろを迎えます。「北川村『モネの庭』マルモッタン」では、モネ本人が見ることの叶わなかった光景を見られるのです。

見ごろの時期:夏(睡蓮)

北川村「モネの庭」マルモッタン(きたがわむら「モネのにわ」マルモッタン)

所在地 高知県安芸郡北川村野友甲1100番地
https://www.kjmonet.jp/

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◆徳島県

竹ヶ島海域公園

 徳島県の最南端、海陽町の沖合に浮かぶ「竹ヶ島」は、本土から約100メートルの橋でつながった周囲約4キロメートルの小さな島。島名の由来は、古代から島の中央に竹林が生い茂っているから。

 透明度の高い海にはカラフルな熱帯魚やサンゴ礁が生息し、特に「竹ヶ島海域公園」に指定された北西部一帯は「南海の宝石」と称されるほどの美しさ。

 ダイビングやSUP、シーカヤックといったマリンスポーツが楽しめるほか、「海中観光船ブルーマリン号」に乗れば、船底にある展望室から海中の眺めが楽しめるなど、海の魅力を満喫できるアクティビティが充実しています。

 めいっぱい遊びたい人も、海を眺めてのんびりしたい人も、満足すること間違いなし!

竹ヶ島海域公園(たけがしまかいいきこうえん)

所在地 徳島県海部郡海陽町宍喰浦字竹ケ島28-45 海洋自然博物館マリンジャム
https://www.pref.tokushima.lg.jp/japanese/tourism/spot/takegashima

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2024.07.15(月)
文=CREA編集部