この記事の連載

 1998年に日本の女性誌ではじめて「猫」を特集し、パイオニアだったCREAが、終わらない猫ブームが続くいま、12年ぶりに、猫と人との幸せな関係を紐解きます。

 「CREA」2024年夏号の「猫のいる毎日は。」特集。その一部を抜粋し、掲載します。

CREA 2024年夏号

猫のいる毎日は。

定価980円


 お中元にふさわしい品格と、定番の安心感、間違いのないおいしさの三拍子が揃った逸品を、お世話になったあの方へ。


◆鍵善良房「甘露竹」

 竹筒からつるんっ。青い香りをまとった夏限定の水羊羹。

 青竹の器に笹の蓋。よく冷やしてうっすらと露を結ぶのを待ち、付属のキリで底の節に穴を開け軽く振ると、笹の雫のような水羊羹がつるりと出てくる。

「青竹の緑が目にも涼しく、香り爽やか。さっぱりとした甘みと、なめらかな口溶けの水羊羹です」(山路さん)

鍵善良房

所在地 京都府京都市東山区祇園町北側264
電話番号 075-561-1818
営業時間 9:30~18:00
定休日 日曜(祝日は営業、翌平日休)
賞味・消費期限 発送日含め冷蔵5日
https://www.kagizen.co.jp/
※通販可

2024.06.28(金)
文=伊藤由起、嶺月香里
写真=田村昌裕
調理&スタイリング=中山暢子
協力=UTUWA

CREA 2024年夏号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

猫のいる毎日は。

CREA 2024年夏号

猫のいる毎日は。

定価950円

人生に大切なことを猫は全部知っています。過去や未来ではなく、いまを生きること。必要なときに食べ、好きなときに眠ること。人に気を使いすぎないこと――。そう、猫は最高! それにしても、私たちはなぜこんなにも、この不思議な生き物に魅了されてしまうのでしょうか。1998年に日本の女性誌ではじめて「猫」を特集し、パイオニアだったCREAが、終わらない猫ブームが続くいま、12年ぶりに、猫と人との幸せな関係を紐解きます。