◆道の駅のと千里浜「おだまき3種セット」
3種類のかわいい三角型餅菓子
能登の宝達志水町で愛されている郷土菓子。
かつてこの町には繊維工場が多く、糸を束ねた小田巻にその形が似ていることに由来している。
今回紹介するこのおだまきは、のと千里浜の限定商品で、もちもちの生地には羽咋市産の自然栽培の米粉を使用し、3種類の味を揃える。
「宇治抹茶おだまき」は、生地の表面にほろ苦い京都産宇治抹茶がまぶされ、中にはあっさりとした甘さのあんこが入っている。
「志賀ごまおだまき」は羽咋郡志賀町産のゴマが生地と餡、両方に練り込まれていてゴマの香ばしさが印象的。
そして、「黒蜜きな粉おだまき」は黒糖が織りなすコクのある餡と羽咋市産のきな粉がベストバランス。
初めて食べてもどこか懐かしさ感じるおだまきは、緑茶と共に味わいたくなる和みの一品だ。
2024.04.30(火)
文=Five Star Corporation
撮影=釜谷洋史