――いまでもときどき、ステージに立ちたくならないですか?

ANDO 戸川純さんの歌を歌えるなら立ちたい(笑)。“架空の世界”の話ですけど。BiSHの中でも戸川さんのようになりたいと思ってたから、戸川純さんをできるならば……。本当に架空の世界の話です。

 いまでも、人のパワーって本当にすごいと思っているんです。コロナ禍を経たというのもあるんですけど、会場にお客さんが久しぶりに入ったり、声出しが解禁された時のパワーは凄かったです。会いたかった、やっと来てくれた、っていう喜びのパワーは、誰かの心にちゃんと届くんだなって感じました。人と人のつながりは本当に大事だなって思います。

取材・構成 児玉也一

解散ノート

定価 1,760円(税込)
文藝春秋
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2024.04.23(火)
文=児玉也一