この記事の連載

 のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

 きょうの当番は、しらいさん。

※本記事は、再公開したものです(初出:2023年5月16日)

» きのうのレシピ「キャベツきつね丼」


vol.306 レバーキムチのっけうどん

レバーキムチのっけうどん。
レバーキムチのっけうどん。

 レバー、再び。キムチと炒めるとレバーのクセが和らぎます。キムチの万能さよ……。

 うどんにはちょうどあった万能ねぎとごま油をからめてます。だんだん気温があがってきて、こういうパンチのある味つけがおいしい季節になってきましたね。

■材料(1人分)

・鶏レバー:100g

[下味]
・醤油:大さじ1/2
・片栗粉:大さじ1/2

・なす:1本
・白菜キムチ:50g

[A]
・醬油、砂糖、みりん:各小さじ1
・水:大さじ3

・米油:小さじ1

・冷凍うどん:1袋
・万能ねぎ小口切り:大さじ1
・ごま油:小さじ1

■作り方

(1) 鶏レバーは一口大にきり、水洗いをして、血合いを取り除く。ペーパータオルでサッと拭き、醤油大さじ1/2でもむ。水気を拭き取り。片栗粉をまぶす。なすは1センチ幅に切る。キムチはざく切りにする。

(2) フライパンに米油を入れて中火で熱し、鶏レバーを炒める。鶏レバーの色が変わったらなすを炒める。[A]を入れて、2分ほど煮て、とろみがでたら火をとめる。

(3) うどんを袋の表示通りにあたため、万能ねぎとごま油を混ぜる。(2)をのっけて食べる。

おいしいもののっけ隊(隊員2名)

白央篤司(はくおう あつし)

「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。
https://www.instagram.com/hakuo416/


しらいのりこ

お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
https://linktr.ee/shirainoriko

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Column

のっけて、食べる

のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

2024.05.16(木)
文・撮影=しらいのりこ
イラスト=二村大輔