この記事の連載

 のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

 きょうの当番は、白央さん。

※本記事は、再公開したものです(初出:2023年5月15日)

» きのうのレシピ「レバーの赤ワイン煮のっけパン」


vol.305 キャベツきつね丼

キャベツきつね丼。
キャベツきつね丼。

 満足感はしっかり得られて、胃に軽いどんぶりを最近よく作っています。これもそのひとつ。油揚げをメインにして、それだけじゃちょっとさびしいのでかにかまも加えました。キャベツ100グラム、多いようでも加熱するとするっといけます。

■材料(1人分)

・キャベツ:100g
・油揚げ:1枚(35g程度)
・かに風味かまぼこ:40g
・ごはん:1膳分
・油:小さじ1/2

[A]
・酒:大さじ2
・みりん:大さじ1
・醤油:大さじ1
・オイスターソース:小さじ1

■作り方

(1) キャベツは3~4センチ大に切り、油揚げはひと口大に切る。かに風味かまぼこはざっくりとほぐしておく。

(2) フライパンに油をひいて弱めの中火にかけ、キャベツを入れてフタをし2分蒸し焼きにする。

(3) 油揚げ、かに風味かまぼこ、[A]を加えて全体を1分ほど炒める。

(4) 器にごはんを盛り、(3)をのっける。

おいしいもののっけ隊(隊員2名)

白央篤司(はくおう あつし)

「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。
https://www.instagram.com/hakuo416/


しらいのりこ

お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
https://linktr.ee/shirainoriko

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Column

のっけて、食べる

のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

2024.05.15(水)
文・撮影=白央篤司
イラスト=二村大輔