【公館】尖蚪(ヂェンドゥ)
宝蔵巌国際芸術村の一角に佇むカフェ。元々は日本統治時代の軍事施設で、戦後は退役軍人の居住地となっていた場所を、アートビレッジとして活用。芸術村全体が歴史集落に指定されている。
「窓からは川が見えてごはんもおいしくて、大好きなカフェです」(高妍さん)
尖蚪(ヂェンドゥ)
所在地 台北市中正區汀州路三段230巷57號
電話番号 02-2369-2050
営業時間 水~金曜11:00~18:00、土・日曜11:00~20:00
定休日 月・火曜
Instagram @tadpole.point
※カード不可
温州街
台湾大学を擁する台湾随一の学生街・公館。中でも温州街は、豊かな緑と古い建物が残る、文学的な雰囲気に満ちたエリアだ。高妍さんの作品にも度々登場。
パンダのクリーニング店は、『臺灣路地裏散歩』シリーズで描かれている。
高妍(がおいぇん)さん
イラストレーター・漫画家
1996年台北生まれ。2020年、村上春樹『猫を棄てる 父親について語るとき』(文藝春秋)の装画と挿絵を担当。21年『緑の歌 -収集群風-』で漫画家デビュー。月刊コミックビームで『隙間』を連載中。
『緑の歌-収集群風-』高妍
“好き”の気持ちに、国境はない。はっぴいえんど『風をあつめて』、村上春樹『海辺のカフカ』など、台北で暮らす少女・緑が、日本の文化を通じ新しい世界と出逢う物語。
定価 858-880円(税込)
KADOKAWA
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※表紙と巻頭グラビアに登場した「&TEAM」NICHOLASのスペシャルインタビュー、台湾で必ず食べたい豆花や魯肉飯の名店、メイドイン台湾の美しい日用品などが盛りだくさんの「行かなくちゃ、台湾」特集は「CREA」2024年春号でお読みいただけます。
2024.03.15(金)
イラスト=高妍
写真=衛藤キヨコ
コーディネート=青木由香