この記事の連載
「ザ・ペニンシュラ東京」のウェルネス体験 #1
「ザ・ペニンシュラ東京」のウェルネス体験 #2

世界的に注目されているウェルネストラベルにいち早く取り組み、心と体を癒やすウェルネスプログラムを提供している「ザ・ペニンシュラ東京」。
ラグジュアリーな客室をはじめ、環境に配慮したアメニティやプラントベースのフードメニュー、心身ともにリラックスできるスパなど、ワンランク上のウェルネス体験を前篇と後篇にわたってレポートします。
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「ザ・ペニンシュラ東京」で心身を癒やすリトリートステイを体験

1928年に香港で開業し、世界各地に12のホテルを構えるザ・ペニンシュラホテルズ。2007年に開業した「ザ・ペニンシュラ東京」は、緑豊かな皇居外苑や日比谷公園の向かいに建ち、銀座にも徒歩数分という、ビジネスにも観光にも最適なロケーションです。

ページと呼ばれるスタッフに迎えられ館内に入ると、一瞬にして非日常へと誘われ、これから始まるステイに胸が高鳴ります。日本文化のエッセンスを取り入れたという内装は、インテリアデザイナーの橋本夕紀夫氏によるもの。各国のゲストが行き交うロビーでは異国情緒が感じられ、日本にいながら旅気分が味わえるのも魅力です。

ロビー階にあるコンチネンタルダイニング「ザ・ロビー」では、朝食やアフタヌーンティーを楽しむことも。午後から夜の時間帯には、ロビー上にあるバルコニーで生演奏が行われ、優雅なひとときが過ごせます。

フロントでチェックインを済ませて客室へ。今回泊まった「デラックススイート」は、「ザ・ペニンシュラ東京」でも圧巻の眺めを誇る客室で、リビングルームの2面の窓から皇居外苑や日比谷公園を一望。都心にいながら、豊かな緑と広大な空の眺望が楽しめるのも貴重です。

広さ116平米というラグジュアリーな客室には、リビングルームとダイニングエリア、ベッドルーム、バスルーム、ドレッシングルームを完備。全室に網代天井や朱塗りのカウンターなどを配した温もりが感じられる空間で、暮らすように過ごせます。
2023.10.21(土)
取材・文・写真=田辺千菊(Choki!)