京都の料亭の夏のお菓子!

◆紫野和久傳

 京都の老舗料亭・和久傳が手がける、おもたせの専門店「紫野和久傳」。東京にも店舗があるので、昔から手土産に重宝しているお店です。

 夏の楽しみが「ささのか菓子 希水」というお菓子。笹とオオバコを使い、ほのかにりんごの香りを合わせたもので、清々しい味わいは暑い日にぴったり。笹の香りに包まれた上品な甘さに、程よくもっちりとした食感が心地好く、つるんとした喉越しも素晴らスィーツ!

 笹の葉をほどくアプローチにも胸が高まり、中からあらわれる麗しい佇まいは、さすが料亭という趣。詰め合わせは、箱入りのタイプもありますが、籠入りは見た目も涼やかで、夏の贈り物としても使いやすいです。個装になっているのでシェアもしやすく、大人の手土産におすすめです。

紫野和久傳 堺町店

所在地 京都府京都市中京区堺町通御池下ル丸木林木町679
電話番号 075-223-3600
https://shop.wakuden.kyoto/

スイーツなかの

東京都立川市生まれ。早稲田大学卒業後、吉本興業に所属。子どもの頃から好きだったお菓子を独学で勉強し、唯一無二のスイーツ芸人として活動をはじめる。10年間吉本で活動後、特注のパンケーキハットをトレードマークに幅広く活躍中。老舗からコンビニまで多ジャンルの和洋菓子を一万種類以上食べ歩き、その確かな知識と情報で「林先生の初耳学」「メレンゲの気持ち」「スクール革命」など多数のテレビ番組に出演。西武渋谷店では自ら企画した催事「奥渋ギフト」を開催、行政と取り組んだ監修商品を発売するなど、幅広いシーンで活動中。
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Column

スイーツなかのの「よろスィーツ月報」

一万種類以上ものスイーツを食べ歩いた実績を誇り、今も日々その数を更新中のスイーツ芸人のスイーツなかのさんが、実際に食べておいしかった今いちおしの旬なスイーツを自信を持ってお届け!

2023.08.09(水)
文=スイーツなかの
撮影=深野未季