◆大湯環状列石の夕日

 環状列石とは、石を環状に配置した縄文時代の遺構のこと。大湯環状列石は、万座環状列石と野中堂環状列石の2つの環状列石を中心とする、約4,000年前の縄文時代の遺跡だ。

 大小の川原石をさまざまな形に組み合わせた複数の配石遺構を、輪のような形に配置した環状列石や、その周りを取り囲むように同心円状に配置された掘立柱建物や貯蔵穴、土坑墓など、数多くの祭祀遺構が見つかっている。

 2つの環状列石の中心と、それぞれの輪の中にある、日時計状の組石は、夏至の日没方向にほぼ一直線上に並んでおり、ゆっくりと沈む夕日が照らす神秘的な遺跡の情景が、縄文人の自然との関わり方を感じさせてくれる。

大湯環状列石の夕日(おおゆかんじょうれっせきのゆうひ)

所在地  秋田県鹿角市十和田大湯字万座45
https://www.city.kazuno.akita.jp/kanko_bunka_sports/bunkazai/7/5593.html

◆三種町のじゅんさい沼

 じゅんさいは淡水の沼に自生し、水面に葉を浮かべるスイレン科の水草の一種。沼底に根を張り、茎を伸ばして、楕円形をした鮮やかな緑色の葉で沼一面を彩る。

 秋田の夏の味覚であり、三種町は日本有数の生産量を誇る。春から夏にかけて三種町のじゅんさい沼では、小舟に乗って、新芽をひとつひとつ手作業で摘み採る情景が見られる。

 三種町にはいくつものじゅんさい沼があり、摘み採り体験も。棒一本で小舟を操作しながら、ぷるんとしたじゅんさいを手で摘み採る作業は、ちょっとした感動を味わる。

 自分で収穫したじゅんさいは味もまた格別! お吸い物や酢味噌和えがおすすめだ。

三種町のじゅんさい沼(みたねちょうのじゅんさいぬま)

所在地 秋田県山本郡三種町近辺
https://mitanekanko.com/

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