待ちに待った、旅して家族や仲間と賑やかに楽しめる夏がやってきました!

 海外旅行もいいけれど、日本には四季の移り変わりを感じられる風景が数多く存在しています。自粛中に、そんな日本の魅力に気付いた人も多いかもしれません。

 「いつか」ではなく、今度の夏休みの旅行の参考に。私たちを待っている夏色の景色をお楽しみください!

» 日本の隠れ絶景・風物詩リスト


◆秋田駒ヶ岳

 標高1,637メートルの「秋田駒ヶ岳」は「東北百名山」のひとつで、秋田県の最高峰。男女岳、男岳、女岳の総称で、北日本一といわれるほど豊富な高山植物が生育している。

 その数は数百種類ともいわれ、「新・花の百名山」としても有名。夏にはチングルマやニッコウキスゲの花々の群生が見られるが、特に男岳の「ムーミン谷」は最大のチングルマ群生地であり人気スポットだ。

 また、山頂からの眺望もすばらしく、鳥海山や岩手山、瑠璃色の田沢湖を一望できる。

見ごろの時期:~8月上旬

秋田駒ヶ岳

所在地 秋田県仙北市
https://www.city.semboku.akita.jp/sightseeing/spot/03_komagatake.html

◆能代七夕「天空の不夜城」

 「天空の不夜城」は、能代市で行われる七夕イベント。高さ日本一の城郭型灯籠が、太鼓やお囃子の演奏とともに市内中を練り歩く。

 この祭事は、もともと能代市に古くから続く七夕行事を2013年に復活させたもので、中世能代を治めた檜山城城主・安東愛季の武者絵巻が描かれた24.1メートルの「愛季(ちかすえ)」と、明治時代の能代七夕の名古屋城をモチーフにした五丈八尺(17.6メートル)の「嘉六(かろく)」の、2基の大灯籠が一番の見どころ。

 華やかで壮大な大型灯籠が多くの観客を魅了する。

開催日:2023年8月2日(水)、3日(木)

能代七夕「天空の不夜城」(のしろたなばたてんくうのふやじょう)

所在地 秋田県能代市 国道101号線 市役所入口交差点~通町交差点
https://noshirotanabata.com/

2023.07.28(金)
文=佐藤由樹
協力=秋田県誘客推進課