ハリウッドで活躍する監督、俳優、歌手……スターたちが影響を受けた映画とは? 他では聞けない、ベスト3(人によってはベスト1、ベスト2の場合もあり)を紹介します。心に沁みるコメントも一挙掲載!
マイケル・ダグラス (Michael Douglas)
1944年ニュージャージー生まれ。プロデューサーを務めた『カッコーの巣の上で』('75)でアカデミー作品賞受賞。『ウォール街』('87)でアカデミー主演男優賞受賞。新作『恋するリベラーチェ』('13)でゲイの役を演じて絶賛された。
1位『アレクサンドル・ネフスキー』('38ソ)
「ロシア映画の壮大なドラマ。力強く、豪快に迫ってくる」
13世紀、ドイツ騎士団を撃破したロシアの英雄アレクサンドル・ネフスキーの勇姿を描くスペクタクル歴史映画。
監督:セルゲイ・エイゼンシュテイン/出演:ニコライ・チェルカーソフ
2位『誓いの休暇』('59ソ)
「同じくロシア映画で、母なる大地と兵士の悲劇が重なり大きなドラマになっていく。僕はなぜかロシア映画に魅かれるのだよ」
戦場で思わぬ手柄をたて6日間の休暇を貰った兵士が、母の元へ帰ろうとするが……。戦争反対をうたいあげた作品。
監督:グリゴーリ・チュフライ/出演:ウラジミール・イワショフ
2013.12.19(木)
成田陽子=取材・文
アフロ=写真提供