女性にとって、人生における一大イベントといえば、やはり「結婚式」。その規模や内容は多様化しても、主役は花嫁、という事実は変わりません。最高の舞台で輝くため、理想のウエディングにこだわる女性たちが求めるものとは――。
本当に幸福なウエディングとは?
「理想のウエディング」という言葉で、何を思い浮かべますか? 場所、費用、演出、ゲストの人数など、さまざまな条件のうち、こだわりたいポイントは、人によって違うでしょう。それでも、自分たちらしさ、オリジナリティを大事にしたいという思いはどのカップルも共通のよう。記憶に残る結婚式を求めて、専用の式場ではなくレストランやゲストハウスを選ぶケースも増えて来ました。最近では、さらに非日常の感覚が楽しめる海外、とくに「ハワイ ウエディング」が改めて注目されています。
ハワイの魅力は、なんと言っても「Aloha Spirit」。日に幾度となく交わされる「アロハ!」という挨拶は、思いやり、調和、優しさ、謙虚、忍耐、を意味するハワイ語の頭文字から作られたという説があります。それは偶然にも「結婚」において大切なキーワードとも言えるのです。
「ハワイ ウエディング」に込めた想い
創業90周年、長年ブライダル業界を牽引してきた「TAKAMI BRIDAL」は、この「Aloha Spirit」に共感。ハワイウエディング事業を立ち上げ、2012年に2つのチャペル、バンケット会場、レストラン、バーを有するウエディング複合施設『ザ・テラス バイ・ザ・シー』をオアフ島にオープンさせました。そのためにTAKAMI BRIDALがこだわったのは、「ハワイでたったひとつの特別な場所」。単なる海外挙式という記憶ではなく、ハワイの魅力を最大限に感じられる立地で、カップルとゲストの心にいつまでも残る思い出のシーンを作りたい――。そんな思いが叶った場所は、ワイキキから車で約10分、ダイヤモンドヘッドとワイキキビーチを見渡せる最高のロケーションでした。
『ザ・テラス バイ・ザ・シー』のエントランスを入ると、目の前に広がる大階段。まるで2人で歩む輝かしい未来のような、美しい装飾に目を奪われます。そのモチーフになっているのが花弁が半円形をした「ナウパカ」の花。ハワイにはこれにまつわる伝説があります。それは、身分の違いから引き離された恋人たち、美しい姫「ナウパカ」と青年「カウイ」の姿であり、2つの花を合わせると永遠の愛が約束されるというもの。実は『 ザ・テラス バイ・ザ・シー』では、幸せな2人の時間が永遠に続くよう、2つの花が出会い、1つの美しい花となっているモチーフが様々な場所に施されています。訪れた際にはぜひチェックしてみてください。
2013.12.27(金)
植田広美=文