2023年6月18日(日)13:37に、月は満月となります。

 約29.5日かけて天の12星座をゆっくりと巡る月は、双子座に入座しています。

 この時期に、どんな風に過ごすのがよいか、西洋占星術研究家の岡本翔子先生がアドバイスしてくれます。

頭を働かせると同時に、神経を休める

 この新月を司るのは、外の世界に興味を持ち始めた小さなきょうだいたち。

 何にでも首を突っ込みたがる強烈な好奇心を持ち、少しもじっとしていないといった、幼子らしいエネルギーに満ちています。

 夏至も近づき、日増しに昼が長くなっていきます。双子座の新月の日は世の中で起こっていることに好奇心が刺激され、情報収集力やコミュニケーション力が高まります。

 あなたの中にある「知りたい!」という欲求に素直に従ってください。

 またこの日には、双子座特有の変化とスピードがもたらされるので、新しい知識や情報に触れることで、停滞した状況に風穴を開けることができます。

 ただし双子座の新月に対し、魚座を運行する海王星がスクエア(90度)をつくります。

 理想と現実のギャップに悩み、心身が休息を求めていることも事実です。

 激しく動き回るより、自分自身と向き合うのに適しています。

 この日の夜はひとりの時間を設け、あなたの夢や願いについて真剣に想いを巡らせてみましょう。

 頭を働かせると同時に、神経を休めることもこの日のミッションです。

〈『MOONBOOK 2023』(MdN)より〉

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岡本翔子 (おかもと しょうこ)

占星術家。ロンドンにある英国占星術協会で心理学をベースにした占星術を学ぶ。CREAでは創刊号から星占いを担当。月に関する著作・翻訳も多く、月の満ち欠けを記した手帳『MOONBOOK』は、17年続くロングセラーに。モロッコへの造詣が深く、砂漠で月や星を眺めるのがライフワーク。月と美容、ボディケア、料理などを絡めた記事も好評を博している。

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