休眠から目覚めた木や草が花を咲かせ、景色を鮮やかに染め上げる春がやってきました。
四季があり、自然の移ろいを感じられる日本。各エリアの観光の達人が選ぶ、その地に息づく春色の景色をお楽しみください。
「いつか行きたい! 『日本にしかない風景』再発見」2023年版、今回は、長崎観光ポータルサイト「ながさき旅ネット」岩崎 恵さんが選ぶ、春の風景をご紹介します。
◆魚津ヶ崎公園
西海国立公園内に位置する魚津ヶ崎公園は、周辺の磯釣り場やキャンプ場とともに、美しく豊かな自然を満喫できるレジャー公園。
「五島列島福江島にある魚津ヶ崎公園は、遣唐使船日本最後の寄泊の地として有名です。
公園一面に花畑が広がり、春は菜の花や紫陽花、夏にはひまわり、秋にはコスモスが咲き誇ります。春の快晴の日には、菜の花の黄色と、海と空の青色のコントラストが見事な色彩美を見せてくれます。
また、魚津ヶ崎公園からは、夕日が空と海、島々を赤く染め、西海の縁へと落ちていく幻想的で美しい光景も眺められます」(長崎観光ポータルサイト「ながさき旅ネット」岩崎 恵さん)
魚津ヶ崎公園(ぎょうがさきこうえん)
所在地 長崎県五島市岐宿町岐宿1218-1
https://www.nagasaki-tabinet.com/islands/spot/61164
◆フルーツバス停と菜の花
「長崎県諫早市の小長井地域の道路脇に突如出現するフルーツ。イチゴやメロン、ミカンなど、フルーツをかたどったバス停『フルーツバス停』です。まるでおとぎの国みたい! とインスタ映えスポットとしても人気。春は菜の花、夏はひまわり、秋はコスモスが咲き誇り、さらにフォトジェニックに」(長崎観光ポータルサイト「ながさき旅ネット」岩崎 恵さん)
フルーツバス停と菜の花(フルーツバスていとなのはな)
所在地 長崎県諫早市小長井町
https://www.nagasaki-tabinet.com/guide/63101
2023.03.13(月)
文=CREA編集部