休眠から目覚めた木や草が花を咲かせ、景色を鮮やかに染め上げる春がやってきました。
四季があり、自然の移ろいを感じられる日本。各エリアの観光の達人が選ぶ、その地に息づく春色の景色をお楽しみください。
「いつか行きたい! 『日本にしかない風景』再発見」2023年版、今回は、沖縄観光情報WEBサイト「おきなわ物語」担当スタッフが選ぶ、春の風景をご紹介します。
◆石垣島 底地ビーチ
毎年3月中旬に、石垣市、竹富町、与那国町の3つの地域で交替で開催されるイベント「日本最南端!八重山の海びらき」。
「日本の最南端に位置する八重山諸島の海が舞台となり、海の安全祈願をする海開きイベントです。
2023年の開催地は、与那国島のナーマ浜。一年中波の穏やかな遠浅のビーチで、マリンレジャーを安全に楽しむことができ、日中、夕刻、夜と、異なる風景が人気のスポットです」(沖縄観光情報WEBサイト「おきなわ物語」担当スタッフ)
開催日:2023年3月26日(日)
石垣島 底地ビーチ(いしがきじま すくじビーチ)
所在地 沖縄県石垣市川平185-1
https://www.okinawastory.jp/spot/600007516
◆果報バンタ
うるま市の勝連半島から海中道路で繋がる離島のひとつ、宮城島。エメラルドグリーンの海に出会える沖縄本島屈指の絶景スポットで、なかでもおすすめが、製塩工場の奥にあるこの果報バンタなのだそう。
「『果報(かふう)』は沖縄の言葉で『幸せ』、バンタは『崖』を意味し、その景色を見ると幸せな気分になれるはず! 360°の絶景パノラマは必見です。
ちなみに沖縄では、春分から梅雨入りまでの時期を『うりずん』といい、1年で一番快適な時期だと言われています。心地いい風を感じながら絶景を楽しめますよ」(沖縄観光情報WEBサイト「おきなわ物語」担当スタッフ)
果報バンタ(かふうバンタ)
所在地 沖縄県うるま市与那城宮城2768(ぬちまーす観光製塩ファクトリー)
https://www.okinawastory.jp/spot/600010461
2023.03.11(土)
文=CREA編集部