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お洒落なショートヘアを楽しんでいる女性がいる一方で、「トライしたい気はあるけど、いまひとつ勇気が出なくて……」という人が多いのも事実。ですが最近のショートヘアは、カットとカラーのバリエーションが昔と段違いに多く、さらにスタイリングによって様々な表情を出せるので、髪型の選択肢がかなり増えています。新しい年に向けて挑戦してみませんか?
#1 ハンサムすぎないショートウルフ
![ハンサムすぎないショートウルフ。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/2/8/1280wm/img_28abd25461eaee20f1b1dfa849778b05242742.jpg)
![](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/f/0/1280wm/img_f0def3c6dd5b6aac594bf41f480f4f35227782.jpg)
ベリーショートよりは気持ち長めで、実は全体はほぼ同じ長さのセイムレイヤー。えり足のみ気持ち長めにして、ウルフっぽさを出したスタイル。首に沿う部分があるので、ハンサムになりすぎません。
スタイリングを、ウエットタイプのものでなく、ややマットなワックスと少量のオイルを混ぜ、ドライ感を出すのがコツ。何カ所かアイロンで毛先を巻いて外ハネ部分を作り、切りっぱなしの毛先をラフに散らしてエアリー感と動きを出して。
似合うのはこんな人!
丸型・卵型の顔。比較的どんな髪質でもOK。特に少しクセのある髪の人に。
避けたほうがいいのはこんな人!
エラハリ型の顔。やわらかすぎる猫っ毛。
オーダーのポイント
基本はセイムレイヤーだけど、耳周りは若干短めに。前髪はパッツンに揃えるのではなく、ある程度長さがランダムで、切りっぱなしっぽくなるように。面長型の顔の場合は、えり足の長さをもう少し足して調整を。
カラーのポイント
地毛の黒を生かしてそのままでもいいけれど、ボルドーをプラスして赤みを足すと可愛らしさも演出できる。
このヘアスタイルを担当したのは…
アヴェダ ライフスタイル サロン&スパ 南青山
クリエイティブディレクター・冨田真勢
ショート、ボブなど再現性のあるヘアが得意です。くせ毛でお悩みの方もお任せ下さい。
Instagram:@aveda_tomita
2022.12.26(月)
文=斎藤真知子