Magnificent View #037
歩仙橋(中国)
(C) Frank Lukasseck / Corbis / amanaimages
思わず目を疑う絶壁の間に架けられたこの橋は、歩仙橋という。
ここは、中国が誇る名勝、黄山。この名は、神話上の皇帝である黄帝が登仙、つまり仙人として天に登った地であるというと言い伝えに基づく。その雲霞棚引く峰々の風景はまさに深山幽谷。多くの漢詩や水墨画が、黄山を題材として描かれてきた。
断崖をつなぐ歩仙橋が架けられた場所の標高は1560m。まさに仙人が歩くために造られたかのごとき高さである。欄干から顔を出して下をのぞき込んだなら、高所恐怖症ならずとも、足がすくんでしまうことは間違いない。
しかし、この橋、いったいどうやって架けられたのだろうか……。
