この記事の連載
みなさんこんにちは、プチプラ美です。
新型コロナウイルスに振り回され続けたこの3年ですが、2022年は以前の日常がある程度戻りつつ、「with コロナ」という状態が当たり前になりましたね。
美容業界も痛手は受けたものの頑張っていて、特にプチプラコスメ界は元気。新たなバズりコスメも次々に生まれています。そんな優秀コスメだらけの中から、2022年のプチプラコスメ、マイベスト10を発表します!
ふたつ目はこちら、大ヒットしているフジコのアレです。
#02
メイク好きならひとつは持ってる!?
フジコの大ヒットアイシャドウパレット


メイク好き、コスメ好きの人なら今年絶対アンテナに引っかかって、ひとつは購入したのではと思うくらい大ヒットしたのが、この4色アイシャドウ、「足しパレ」。
4色セットのアイシャドウ自体は珍しくありませんが、何が違うのかといえば、この4色でアイメイクを完成させるものでは……ない! のです。
そもそもは、「捨て色がない4色パレットをつくりたい!」という思いから生まれたそうで、その思いを突き詰めていったら結果的に、単色シャドウの王者4色がパレットインした、という経緯で生まれたのがこの「足しパレ」なのです。
だから、4色を順に重ねていくとグラデーションができる、というわけではなく、いわゆる「締め色」も入っていない。「左上の色をまぶた全体に~」というようなガイドもない。
でも、1色だけを塗ってもいいし、シアーな質感なので、重ねても自然な立体感とニュアンスが出る、他のアイシャドウと組み合わせてもいい、使う人が自由に考えて使えばいい。そんな究極に自由なアイシャドウパレットなんですね。


発売前から「どの色も使える!」「全色欲しい!」と注目され、公式ECサイトでの予約数は、フジコ史上歴代1位、発売2日で6.3万個の大ヒットとなったのだそうです。
ちなみに1番人気は、暖色系で4色すべてマットカラーという、アイメイクの旬が凝縮されている「01 彫り深ウォーム」。発売時は3種類で、9月にもう1色新色の04番が追加されたのですが、01番の人気は変わらないそうです。
2022.12.03(土)
構成・文=斎藤真知子