この記事の連載
腸活 01 エクササイズ篇
腸活 02 スープ篇
腸活 03 特効ケア篇
次は、物理的に圧をかけて腸のぜん動運動を促進する「の」の字マッサージを紹介します。
「の」の字マッサージ
おへその下からスタートして、おへそを中心に「の」の字を描くように押していく。両手の指先を揃えて、お腹が1~2センチ凹むくらいの軽めの圧で、10回を目安に行う。終わったら改めてツボの位置を3秒ずつ強めにプッシュ。

【意識したいツボ】
・天枢(てんすう):おへそから指3本分外側(左右)
・大巨(だいこ):天枢から指3本分下側(左右)
・閣元(かんげん):おへそから指4本分下
・中腕(ちゅうかん):みぞおちとおへそを結んだ線の中央
物理的に圧をかけて腸のぜん動運動を促進
便秘症の方にはおなじみの、お腹の上を「の」の字を描くように押して、大腸のぜん動運動を促すマッサージですが、より効果的にするポイントが3つあります。
1つめのポイントは、立った状態ではなく、横になってひざを軽く曲げるか、背もたれのあるイスに腰かけた状態で行うこと。こうすれば腹部の余計な力が抜けるので、やわらかい状態の腹部に適度な圧をかけることができます。
2つめのポイントは、「の」の字のマッサージのルート上にある大腸の動きに関わるツボを意識すること。マッサージの仕上げに、それぞれのツボの場所を意識してもう一度押すといいでしょう。
3つめのポイントは、空腹時に行うことです。大ぜん動は空腹時に起こるので、食前に行うのが効果的です。
川本 徹
1987年、筑波大学医学専門学群卒業。専門は消化器外科。元筑波大学消化器外科講師。2003年より、アメリカテキサス大学MDアンダーソンがんセンターにてがんの研究も行うなど幅広い知識も習得、2010年にみなと芝クリニック院長に就任。患者の症状に対し全体と細部の両方からアプローチする「森を見て木を見る」診療がモットー。日本テレビ「ザ・世界仰天ニュース」、テレビ朝日「林修の今でしょ!講座」などメディア出演多数。

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2022.11.05(土)
イラスト=松本麻希