暑い夏が過ぎ、気持ちもゆったり。旅をしたい気分が高まってきました。
紅葉や秋祭り、収穫のよろこびなど、日本にはたくさんの美しい秋の絶景・風物詩があります。
そんな「秋の絶景」を集めた「いつか行きたい! 『日本にしかない風景』再発見」2021年秋篇に、新たな景色を追加して、2022年版をお届けします。
四季があり、自然の移ろいを感じられる日本。各エリアの観光の達人が選ぶ、その地に息づく秋の景色をお楽しみください。
◆八幡平アスピーテライン
八幡平アスピーテラインは、岩手県と秋田県にまたがる全長27kmの山岳ドライブロード。八幡平の火山帯や高原植物の群生、樹海といった大自然の景観を、車窓から眺めて楽しめる。
「9月下旬から10月上旬にかけて周辺の木々が紅葉の見頃を迎え、車中から見下ろす黄色く染まった広葉樹と青い湖沼のコントラストは絶景です!」(岩手県観光ポータルサイト「いわての旅」)
※見ごろの時期:9月下旬~10月上旬
八幡平アスピーテライン(はちまんたいアスピーテライン)
所在地 岩手県八幡平市~秋田県鹿角市
◆大峠ダムの紅葉
国道106号沿いにある大峠ダムは、紅葉の名所。10月中旬から下旬頃には山々が色とりどりに染まり、天然の屏風のような景観に。また、紅葉の彩りに包まれたダムは、すだれのように美しい水流を見せる。
「閉伊川本流に施工された大峠ダムが美しく紅葉した姿が、国道を通るドライバーたちの目を楽しませてくれます。
盛岡市と宮古市を結ぶJR山田線の車窓からも見ることができます」(「いわての旅」PR担当スタッフ)
大峠ダムの紅葉(おおとうげだむのこうよう)
所在地 岩手県宮古市川井地区
https://iwatetabi.jp/spot/detail.spn.php?spot_id=1717
2022.09.28(水)
文=佐藤由樹