なかなか思うように旅行ができず、「旅に行きたい!」熱が高まっている方も多いのではないでしょうか?
特集では、日本各地の観光のプロに、その土地ならではの秋の絶景・風物詩についてアンケートを実施。
今回は、青森県観光企画課主査の豊川恭加さんが選ぶ、秋の風景5選をご紹介します。
日本にはまだまだ知られていない絶景がそこかしこに。この先の旅の候補地にぜひ。
◆北金ヶ沢の大イチョウ
北金ヶ沢の大イチョウは、樹齢1,000年以上といわれ、高さ約31メートル、幹周り約22メートルを誇る日本最大級の大イチョウ。深浦町指定の巨樹・古木であり、国指定の天然記念物。
「幹から垂れ下がっている乳房に似た形をしている気根に触れると、母乳の出がよくなると言い伝えられていることから、『垂乳根の公孫樹(たらちねのいちょう)』とも呼ばれています。
秋の終わりから冬の初めにかけて黄葉し、その鮮やかな色から『ビッグイエロー』と称され、ライトアップも行われます」(豊川さん)
※2021年のライトアップは11月11日(木)~28日(日)。落葉の状況により早期終了の場合あり
北金ヶ沢の大イチョウ(きたかねがさわのおおいちょう)
所在地 青森県西津軽郡深浦町北金ケ沢塩見形356
http://fukadoko.jp/spot-4-8/index.html
2021.10.25(月)
文=佐藤由樹