2022年9月26日(月)06:56に、月は新月となります。

 約29.5日かけて天の12星座をゆっくりと巡る月は、天秤座に入座しています。

 この時期に、どんな風に過ごすのがよいか、西洋占星術研究家の岡本翔子先生がアドバイスしてくれます。

美しいものに触れ美意識を磨く

 秋分の日は占星術では天秤座の始まり。今年はその数日後に月が太陽に追いついて新月になります。

 12星座の中間地点に位置する星座であり、その名のもとになっている天秤ばかりが示すとおり、バランス感覚をもたらすのが天秤座の新月。周囲の人や出来事を公平に扱う力を授けてくれます。

 意見が異なる相手に歩み寄り妥協点を見いだしたり、収拾がつかなくなってしまったアイデアの落としどころを探ったりするなど、バランスの取れない物事に理性の光を当てて公平なジャッジをするのに最適な日です。

 また天秤座のキーワードである“パートナーシップ”に焦点を当て、理想の結婚相手や結婚生活を手に入れるための行動を開始すれば、近い将来に何らかの手応えを感じられるはずです。

 天秤座の守護星は美を司る金星です。この日は金星が新月と合(0度のアスペクト)になり、美に対する嗅覚が鋭くなるのも特徴です。美しいものに触れ美意識を磨く、また集中美容で美しくなる努力をするのにも最適な日です。

〈『MOONBOOK 2022』(MdN)より〉

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岡本翔子 (おかもと しょうこ)

占星術家。ロンドンにある英国占星術協会で心理学をベースにした占星術を学ぶ。CREAでは創刊号から星占いを担当。月に関する著作・翻訳も多く、月の満ち欠けを記した手帳『MOONBOOK』は、17年続くロングセラーに。モロッコへの造詣が深く、砂漠で月や星を眺めるのがライフワーク。月と美容、ボディケア、料理などを絡めた記事も好評を博している。

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