#254 Tokashiki-Jima
渡嘉敷島(沖縄県)

沖縄の那覇をベースとした旅で、プランにぜひ加えてほしいのが、慶良間諸島へのショートトリップ。慶良間諸島は沖縄県で2番目に国立公園に指定された、国のお墨付きをいただいている美しい海。“ケラマブルー”と呼ばれる、澄みきった海が広がっています。
今回は那覇のアーバンリゾート、ホテル コレクティブに滞在して、セルリアンブルーが主催する慶良間諸島の渡嘉敷島日帰りツアーに参加しました。諸島の中でもいちばん東にある有人島なので、高速船ならわずか約40分でアプローチすることができます。

都会の那覇から近いからといって、侮るなかれ。島々が折り重なったような風景に、絶品の白砂ビーチ、そしてケラマブルーの本領を発揮した海が待っています。

の、はずでしたが……。日帰りで訪れたその日は運悪く、傘が手放せないほどの大雨……。
海の美しさは太陽光があってのもの。残念ながら、ケラマブルーは見られなかったけれど、いずれにしろ濡れるスノーケリングなら雨だって楽しいはず! 気分を取り直して、出発です。
2022.08.13(土)
文・撮影=古関千恵子