2022年3月3日(木)02:36、月は新月となります。

 約29.5日かけて天の12星座をゆっくりと巡る月は、魚座に入座しています。

 この時期に、どんな風に過ごすのがよいか、西洋占星術研究家の岡本翔子先生がアドバイスしてくれます。

特別な新月をどう過ごす?

 今年の魚座の新月はちょっと特別です。

 まず桃の節句であるひな祭りの日に新月が重なるのがちょっと嬉しいし、この新月に対し、幸運の象徴である木星がドッキングしているのが特別感を盛り上げてくれます。

 魚座は黄道12宮の最後の星座です。何かが新しく生まれる直前の状態を表すので、無意識の声に耳を傾けてみましょう。

 この日は、現世的な欲望を満たすというより、よりスピリチュアルな世界に心が惹きつけられます。

 精神的に浄化されたい、魂の質を高めたいというような衝動が湧き上がります。

 あらゆる種類の治療に携わる人々に、人の気持ちを理解し、その心を癒す力を与えてくれます。

 またこの新月には、愛のために個人的なエゴを捨てさせる力があり、芸術家には素晴らしいインスピレーションを授けます。

 また木星だけではなく、牡牛座にある天王星もセクスタイル(60度)となり、アーティスティックなセンスも授けてくれる日です。

 親しい友だちと少人数で女子会を開き、今後の夢などを語り合うのもおすすめです。

〈『ムーンブック2022』(MdN)より〉

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岡本翔子 (おかもと しょうこ)

占星術家。ロンドンにある英国占星術協会で心理学をベースにした占星術を学ぶ。CREAでは創刊号から星占いを担当。月に関する著作・翻訳も多く、月の満ち欠けを記した手帳『MOONBOOK』は、17年続くロングセラーに。モロッコへの造詣が深く、砂漠で月や星を眺めるのがライフワーク。月と美容、ボディケア、料理などを絡めた記事も好評を博している。

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