海外旅行が難しい今は、日本の美しさを見つめるチャンスです。
今こそ、手が届くところにある日本の魅力を再発見してみませんか?
特集では、各エリアの観光の達人に、その地が誇る自慢の絶景・風物詩について教えてもらいました。
今回は、公益社団法人びわこビジターズビューロー企画広報部担当者が選ぶ、冬の風景4選をご紹介します。
日本の各地に息を呑むような素晴らしい景色が広がっています。この先の旅の参考にどうぞ!
◆三上山
標高432メートルのなだらかな稜線が美しい三上山は、その美しい姿から「近江富士」と呼ばれる、滋賀県の郷土富士。
「冬場はダイヤモンド富士と同じように、朝陽が山頂部と重なる『ダイヤモンド近江富士』が見られることがあります。琵琶湖に太陽の道がまっすぐ光る様子は幻想的です」(びわこビジターズビューロー企画広報部担当者)
三上山(みかみやま)
所在地 滋賀県野洲市
https://www.biwako-visitors.jp/spot/detail/11413/
◆琵琶湖の渡り鳥
毎年冬の訪れを告げるように、遠くシベリアから越冬するために琵琶湖に飛来するコハクチョウ。
「毎年シベリアから間違えずに渡来してくる道中を想像すると、ロマンを感じます。3月ごろまで湖北を中心に滞在して、またV字飛行の隊列を組んで帰っていきます。
琵琶湖には年中鳥がいて、同じ種類ごとに集まる様子が微笑ましいですね」(びわこビジターズビューロー企画広報部担当者)
琵琶湖の渡り鳥(びわこのわたりどり)
2022.01.03(月)
文=佐藤由樹