渋谷PARCOの4階にある「PARCO MUSEUM TOKYO」で「Mickey Mouse Now and Future」展が2021年12月19日(日)まで開催中。

 これはミッキーマウスを愛する世界各地のアーティストたちによる”ファンの集い”をテーマにした展覧会で、その現在と未来を表したアート・コラボレーション・プロジェクトです。

 キュレーションを担当したのが、渋谷PARCO内にもギャラリー「NANZUKA 2G」を展開する、現代アートギャラリーのNANZUKA。

 田名網敬一、空山基、中村哲也、Haroshi、Yoshirottenなどの日本勢から、スペイン出身のハビア・カジェハ、韓国出身のユーン・ヒュップなどの海外勢まで、国境や世代を超えて10名の人気アーティストが勢ぞろい。ミッキーマウスをモチーフにした思い思いの作品が制作・展示されています。

渋谷PARCOの屋外には、パブリックアートも登場!

 「小学校の時から60年以上もウォルト・ディズニーのファンなんです。私にとっては神様のウォルトに対するラブレターとして思いの丈を表現しました」。そう話すのはアーティストの空山基。

 今回、屋外とギャラリー内にロボットをイメージしたミッキーマウスの立体作品を1点ずつ展示しています。

展覧会のために、ハビア・カジェハが来日!

 今回のために来日を果たし、内覧会にも姿を見せたのがスペイン出身のハビア・カジェハです。

「どの世代の人でも、子どもの頃からミッキーマウスを知っていますし、いつのまにかこのキャラクターが描かれた服を着ていたり、パッケージに使われたお菓子を食べたりしています。気がつけば、みんなの中に浸透していて、そういう意味で我々のファミリーだし、今回そのミッキーマウスと仕事ができて、とても嬉しく光栄に思っています」(カジェハ)

 渋谷PARCOのエントランス脇にもパブリックアートとしてカジェハの大型作品が展示されていますので、お見逃しなく。

2021.12.01(水)
文・写真=石川博也