ですが、こうした最新の薬剤は高額であるため、そして、最新の技法には手間がかかるため、お店によって導入していなかったり、別料金としてメニュー化されていたりします。
高級な薬剤を使って顧客満足度を高めるのか、「売上」を上げるために安いものを使うのか。「材料費」に対する考え方は美容室、美容師によってスタンスが異なります。
「ブランディングされた高級美容室」であれば薬剤も高級品、とは必ずしも言えませんが、「安価な価格帯の美容室」であるほど、安価な薬剤を選ばざるを得ません。
クーポンサイトに掲載されている美容室の中には、メニューに1.5倍~2倍もの価格の違いがあります。「安い」ことは美容室選びにおいてとても重要なポイントですが、「安い」なりの運営の仕方があるので、安さに頼ると理想のヘアスタイルに近づけないかもしれません。
薬剤から受ける髪のダメージ具合、頭皮への影響は人によって様々です。上記のことに気を付けつつ、美容師さんによく相談しましょう。
2021.11.08(月)
文=操作イトウ