なかなか思うように旅行ができず、「旅に行きたい!」熱が高まっている方も多いのではないでしょうか?
特集では、日本各地の観光のプロに、その土地ならではの秋の絶景・風物詩についてアンケートを実施。
今回は、宮崎県観光協会の松岡省一さんが選ぶ、秋の風景5選をご紹介します。
日本にはまだまだ知られていない絶景がそこかしこに。この先の旅の候補地にぜひ。
◆国見ヶ丘の雲海
高千穂山峡の中で最も展望のよい場所とされる国見ヶ丘。この丘から望む祖母傾の連山や阿蘇山、眼下に広がる高千穂盆地の眺望は素晴らしく、秋の早朝には足下から湧き立つ雲海を見ることもできる。
「高千穂町国見ヶ丘の雲海は、東側の日が昇る方角が有名ですが、実は反対の方角である西側も、逆光にならないこともあり、雲海をとてもきれいにご覧いただけます。
また、条件が揃えば、自分の影が雲海に映り、その周りに虹が見えるなど、知る人ぞ知るレアな光景を楽しめる方角です」(松岡さん)
国見ヶ丘の雲海(くにみがおかのうんかい)
所在地 宮崎県高千穂町大字押方
https://www.kanko-miyazaki.jp/takachiho/kanko/12441.html
2021.10.04(月)
文=佐藤由樹